どんな人が自分の家

建築史でもマイナーな存在であ

マンション管理組その集大成グランドピアノのような厨房ただ、厨房は家の中心におくといっても、その据え方によって、意味がまったく違ってきます。
たとえば、アップライトピアノとグランドピアノという二種類のピアノを例にとってお話ししましょうか。
この二種類のピアノは、同じ楽器ですが、その置かれかたが全然違っています。
アップライトピアノは必ず壁に向けて置きますね。すると、演奏者は、皆に背を向けて弾くことになり、演奏が孤独な作業になってしまいます。しかし、グランドピアノは、ほぼ部屋の真ん中に置かれ、演奏者は壁のほうでなくて、部屋の中心のほうを向いて弾くということになります。つまり彼の視線の先には壁でなくてその部屋にいる人たちがいるこの違いは決定的ですまさに、厨房についても同じことが言えます日本の厨房の最も普通のあり方は、アップライトピアノの置き方です。
つまり、厨房の作業というものが壁を向いて遂行されるのが普通です。そうすると、そこで働いている人遺憾ながら)は常に家族に背を向けていることになってしまう。
(その多くは現状では主婦たちです。
部屋の方を向いているというカウンターキッチンといったタイプもありますが、これにも難点があります。
台所が部屋から丸見えになってしまうから、散らかっていると具合が悪いということで、年中神経症的に片づけておかないといけない。
家をつくろうとしているはず

住宅を調査のために訪れたことがある

また、カウンターキッチンを造って、居間にいる人達と一体化しようとしても、が洗い物をして、夫は居間でふん反り返ってナイターを見ているとしたら、双方、だんだんイライラしてくるはずです。婪は手伝いもせずにテレビを見ている夫に不満を持つだろうし、一方の夫も、すぐそこでジャジャーと水音高く洗いものなんかされたら、はっきり言って邪魔だ、うるさいなあと思うに違いない。このように、居間を大きくとって、片隅に厨房をとるという従来の間取りにもそれなりの欠点があります。
だから、これからは、たとえ南側の陽が当たるところでなくても、まずは一番景色のいいところに広々とした厨房を据え、その真ん中にアイランド式の厨房セットを置き、ここに家族こぞって入って、楽しく料理を作ったり片づけたりすることができるようなスペースにするのがよいと思います厨房を広くすれば、夫も子供も入って一家で料理ができるので、のはもっと楽しいということを知ることができましょう。マンションには住みたいと思わない

家にはどれくらいの気密性があるでしょう


皆で食べるのは楽しいけれど、皆で作る皆で作って子供たちにもせっせと手伝わせながら食事を作れば、ら子供へと自然と継承されていきます。
そこに料理文化、あるいは食文化が、親かフェミニズム的な意味でも、男女のジェンダー差別をしないということが、自然な教育として成り立っていくでしょう。料理というものは奥さんがやるものだ、奥さんが料理を作っている間、夫は居間のほうでビールを飲みながらナイターを見ているというあり方は、もうはっきりと否定されていくべきだと思います。このように、家庭の教育も厨房から始めようということを、私はここで提案しておきたいと思うのです。
だからこそ、厨房は居間からは独立させ、ペースを確保するべきです。
厨房だけの独立した空間にして、みんなで作業を行える広いスここで注目しておきたいのは、アイランドキッチンです。その中央には大きな流し台があり、その横が広い調理台になっていて、その隣にガス台があると、そういう形が普通ですが、この一式が部屋の中央に位置していることが何より大切ですこれによって、一人が野菜を洗うと、横にもう一人が立っていてこれをせっせと切る。もう一人は肉を焼いている。料理をしながら「もうちょっと塩かけたらおいしいのよ」とか「オレはそんな塩加減はいやだから自分で焼くよ」と話したりする。こういうことを何人もで、いっぺんにできたら、毎日がバーベキュー状態といった具合ですが、自然に家族の共同体的な紐帯が深まっていくと思います。
家計の負担が軽く

インテリアシュミレータ着色立図面

建築も顔負けのダイナミックな構造をもつ
それでも、一番いいところに厨房をつくるなんておかしいと異議を申し立てる人もきっとありますが、私からすれば、どうしてそれに賛成しないのだろうと不思議で仕方ありません。おそらく、こういうその異議を唱える人は、厨房などというのは所詮片隅にあって、そこは女の働く場所だというふうな、男尊女卑的な考え方に囚われている人たちだろうと思うのです。もう、そんな考えは止めたほうがいいのです。
このように、厨房のあり方一つからしてもまったく違う発想、つまり家族全員がそのスペースに参加できるようにするというかたちで、考えると、家の間取りが劇的に変わってくる問題は、アイランドキッチンが、現在のところは業務用のものしかなくて、それが驚くほど高価だということです。どうして普通の厨房メーカーがもっとこういうかたちをリーズナブルな価格で売りださないのかと思いますが、結局それは、まだいくらも需要がないからだろうと思います。またある意味では、建築家や、造る側の意識が、従来のアップライトピアノ式厨房を疑わないせいもある。
家づくりに対して

住まいに関する展示

これからは、この考え方を積極的に変えるように、メーカー側からも提案していって欲しい。家も家族もすべてが厨房から始まるということについての啓蒙活動として、良い景色が見え、広々とした空間で、皆で料理を作れるキッチンというのは、とても素晴らしいですよということを、せっせと広告して普及させていくきだと思います。

食堂は四方が壁でもいいでは、皆で楽しく作った料理をどこで食べるか、つまり食堂について考えていきましょう。
カウンターキッチンのように、厨房と食堂が完全につながっていると、散らかりがちな台所が丸見えになっかといって、食堂の一面に食器棚などを置いて、て具合が悪いこともあります。
もよいとは言えません。
厨房と全く隔絶してしまうの一つの考え方として、図に示したように、家族とそれに準ずるメンバーだけのための小食堂を厨房と同じ部屋につくってしまうという行き方もあるかもしれない。
または、厨房と食堂は一先ず壁で仕切って、そこに料理を出したり下げたりするためのサービスウィンドウをつくるというのもアイディアとして有用です。
建築を建てる事に繋がってい

耐震設計法が導入

インテリアということになりナチュラル
この様式は、ボストン夫人のマナーハウスでもそうだったしその後ケンブリッジで住んでいた住宅もそうなっていました。いちおうは隔絶されているけれど、窓によってつながりも保たれているから、便利で合理的だと思います。
それから食堂は、厨房に比べ、周囲の人しか見ないからです。
さほど景色がよくなくてもいい。
食べる時、人は、ほとんど食卓の上とそのレストランで美味しい料理を食べるというときも、見晴らしがよいかどうかなど本当をいうとあまり関係のない要素です。景色のいいレストランほどまずいという場合もあるぐらいです。また、ヨーロッパの暮らしの中でも、食堂には景色の良さはあまり考慮されていないのがふつうです。むしろ食堂は、四方板壁で、壁にはキャンドルがあって、ぼんやりとした雰囲気が漂っています。