住宅ローンを背負わずに済み

家のライフステージにとって最適だ

かくて洋の東酉を問わず、建築技法は、そうやって壁を薄くしながら、次第に進歩していったのですしかも木造は、壁の取り外しや付け替えもできます。
の自在性こそ、木造建築の合理的な特質でもあります自由に間取りが造れるし、開口部を大きくとれる。
こその手法は、後のル·コルビュジエの建築やバウハウスあたりから始まってくるモダニズム建築にも影響を与えていきます。彼らは、いかに壁をなくして、開口部をとるかということをテーマにしていたけれど、日本の建築では大昔からやっていることでした。
ブルーノ·タウトも桂離宮にひじょうに感銘を受けたり、フランク·ロイド·ライトの建築も、やや数寄屋造り風なスタイルを模していますが、要はそれが合理的だったからでしょう。
軒が深く西洋にとっては、日本の伝統的な建築様式が、模索の末に辿り着いた、ある意味ではもっとも進歩した形式だったのです。

家だと言えるでしょう

日本にはこんなに素晴らしい建築美をもった技法·様式があったのか、しかも地震の多いところで何百年とびくともしないというのは大変なものだと、酉洋人に多大なるインスピレーションを与えたにちがいありませんだから、われわれはそういう優れた建築技法と建築素材というものをもっているのだから、やはり日本の風土と技術の中で家を造るのなら。
木造の家というのがやはりベストな選択だと思います
コンクリートの家木造以外はやはりこの風土においては、どうも一短がある気がします。
たとえば鉄筋コンクリートの場合は、普通の家屋ならそれほど壁も厚くないし、十分に丈夫な家ができるで間取りの変更や建て増つぶしがきかないという問題点があります。

 

家の中心に位置しないようになってい

しょう。けれども、一度造ってしまうと、しは容易ではありません。
木造ならば、桂離宮のように、いくらでも自由に増改築ができます。窓だったところを壁にしたり、屋根の一部分を壊してまた別の屋根をつけたり、一階建てを11階建てにするといったように、本当におもしろいぐらいに簡単に変えられます。
たとえば、夫婦が小さな家から住み始めたら、子供が生まれると部屋を増やすこともできるし、立ってしまえば、その子供部屋をまた別の用途に改築もできます。
卿カ刂子供が皆巣このように、家のかたちというのは、その用途や家族構成とともに、だんだんと生き物のように変異してい<ことができる。木造建築では、「家は人とともに変化し成長していく」のが本当なのかもしれませんまたもう一つ、木造の家がよい点は、住んでいて、たいへん気持ちがよいということです。私の山梨の別荘はカナダ製のログハウスですが、部材はすべて輸入の針葉樹材で、ガラス窓などを除けば、家中がすべて自然素材ばかりで造られています。
家の出現が必要だったのである

マンションを望む人が圧倒的に多いだが戸建

一日中いると木の香りが体中にしみこみ、その香りは容易には取れません。たとえば1日着ていたものをカバンに入れて、家に帰ってきても、そのまま置いていたとする。一カ月後にそのカバンを開けると、中から木の匂いがしてくる。そのぐらい木の匂いがつきますが、それはちっとも嫌ではありません。
ある意味では、イギリスのレンガ造りの家というのも、実は木造建築でもある。レンガは外壁だけで、床や天井などの内装·構造材は木造だからです。もし火事で焼けても、外壁だけは焼け残るから、木で内装を造り直すと元通りに復元することもできます。だから、家の中に住んでいる感覚は、かなり木造に近いものがあって、独特の安心感がありますけれども、コンクリートの家では、そういった気持ちよさや安心感といったものは得られないに違いないそこには、木造建築のような雰囲気がないので、だんだんと気が滅入ってくるかもしれないしかもコンクリートはなかなか乾かないので、家を建ててから少なくとも半年から1年は中のものが湿気ってかびたりもする。

家さんにしかできない対応

本を保存しておくとなると、除湿器を運転しておくか、当面は窓を頻繁に開けて風通しをよくしなければならないなんてことにもなりますさらに、木造で家を建てると、技術面でも、施工費用においてもメリットがありますつまり、日本は長い年月をかけて、木造建築のノウハウを蓄積してきました。だから、こと木造に関しては大工の腕がひじょうによいのです。イギリスの大工と比べたら、腕前は天地雲泥の差でしょう。イギリスの大工は素人のようなもので、クギを打って曲がっても、さほど気にしない。カンナも電気で荒っぽくかけるだけだから、木の表面はささくれている。しかし日本の大工さんは、決してそんなことはありませんその反対に、レンガ積みの技術は、イギリス人のほうが優れていますし、メイソン(石工)の何百年の伝統があるヨーロッパには断然かないません石造建築みたいなものは、やはり日本では壁をすべてレンガで造ることは滅多になぃし、せいぜい塀を造るぐらいだから、レンガ職人の数でもヨーロッパとは比較にならないに違いない。

マンションを見る際には間取りをどうする

リフォームが容易それやこれやで、敢えてレンガや石で家を作ろうとなったらそりゃもう膨大な費用がかかるし、技術的にも困難が伴うということになりましょう。
またコンクリートとなると、日本は全て分業体制になっているから、たいへんお金がかかる。鉄骨を組む足場を建てる、型枠を組み立てる、コンクリートを流し込むとそのつどさまざまな下請けの職人衆が働いて進めていくことになるわけで、軀体をつくるだけでも、相当な費用がかかります。けれども、木造ならば、ほとんどずっと同じ大工さんが一貫して建てていくから、費用的にも施工技術的にも一番安心して任せられます家を建てるってのは、もちろん軀体だけでなくて、その上さらに、木工があり、配管があり、内装があり、塗装があり、と大変なことですから、できるだけ費用のかからないようにするには、やはり木造ということになるんですね
腐る建材、ところで、発酵する建材素材は、経年変化します。
これからの時代、家を二十年で取り壊すのではなくて、自ずからその長年月にも長い間「汚くならな仮に使い回していこうということがだんだんと主流になっていくとすると、い素材」というのが望まれてくるのではないかと思いますかつて藤森照信さんと建築学会の雑誌で対談した際に、二人でおもしろがって言い出したことですが、モノにはすべて時間とともに腐っていくものと、発酵していくものがありゃしないか、ということになった。


リフォームが容易 マンションのような集合 野菜をなるべく食する